また、今年もこの日がやってきました。
3年前の今日、多くの方が命を落とされました。
多くの方の人生が、その日を境に全く違うものとなりました。
復興はなかなか進まないとはいえ、少しずつ普通の生活が戻ってこられた方々も多いかと思います。
しかし、ここに来て、前向きに歩みだした方々と、あの日のまま一歩も進めない方々との格差が問題になっています。
昨年11月に開催されました、精神対話学会において、東北の対話士達と話す機会がありました。
彼らが言うには、お年寄りなどで、今まで生きてきた全てを無くし、前に踏み出す気力も資金も無く、今まで住み慣れたご近所付き合いも無くなり、体調も壊され、お話に伺っても、その時だけで、またお亡くなりになる方も多く、無力感でいっぱいで、非常に辛いと言っておられました。
また、身内を亡くした子供たちの、心の傷が心配であると訴えていました。
震災直後、被災地のすべての人々が同じ気持ちであり、子ども達もその悲しみに、いったんふたを閉めていたのではないでしょうか。それが周囲が落ち着くにつれ、ジワジワとふたが開き、ここに来て非常に不安定になる子供が多いとのことでした。
また、当時は幼く、その時整理していたはずの感情が、成長と共に自責の気持ちに変わったりするケースもあり、成長に合わせたケアが必要だと訴えていました。
心の深い部分もきちんと理解できる、メンタルケアの専門家がこれから本当に必要となると思います。
私たちが所属する、(財)メンタルケア協会は再三にわたり東北各地において心のケアの活動を行っています。
私ももう少し余裕があれば、すぐにでも行きたいのですが、今は、自分の出来る範囲で精一杯勉強し、それを活かして行こうと思っています。![]()