ミドフィフで真FIREし、FIRE後、収益物件を売却し、億り人楽隠居生活8年目の崇徳院ヴェストです沈みゆく21世紀の日本を味わっています
PRESEDENT online の記事を共有したいと思います。
これは、作家で、今フランス・パリに暮らしている林 巧さんの視点。
【大阪生まれ。慶應義塾大学卒。長編小説に『世界の涯ての弓』『亜洲魔鬼行~アジアン・ゴースト・ロード』『ピアノ・レッスン』、連作短編集に『斃れぬ命~老林亜洲妖怪譚』、紀行に『マカオ発楽園行き ~香港・マカオ・台北物語』『アジア夜想曲~旅で出合った忘れられない風景』『エキゾチック・ヴァイオリン ~アジアの響きをめぐる旅』など。】
彼の記事を崇徳院ヴェストなりにまとめると、
日本経済
- 労働生産性がG7の7カ国中、日本は50年間ずっと最下位
- 2023年の労働生産性 日本 56.8ドル ≪ フランス 92.8ドル フランスの61.2%
- 38カ国の先進国が加盟するOECD(経済協力開発機関)の労働生産性の平均が約70ドル 日本は29位
日本のジェンダーバランス
- 2025年の日本のジェンダーギャップ指数は0.666(1が完全平等、0が完全不平等)で、対象148カ国のうち118位の低さ
- ちなみにフランスは0.765で35位。労働生産性の指数と同じく日本はG7では群を抜いて最下位 世界全体のなかでも最底辺レベル
いったい何が日本経済、労働生産性を押し下げているのかと考えたとき、
フランス地下鉄や公共の施設、学校の校則などに“禁止と強制”がなく、
日本には様々な“禁止と強制”が社会に根深くはびこっている。
日本には“責任ある自由”という文化が根付かない。
彼の視点にとても共感する。
崇徳院ヴェストも外資系企業に29年間勤めていて、この文化の差を感じる。
ひとつ、違う視点は、なぜ日本文化に“禁止と強制”がはびこっているのに、
世界第2位のGDPをしばらく維持できていたのかを書いていないこと。
私が考えるのは、戦争に負けたどん底で全国民と言っていい民衆が、
豊かになりたいという大きな目標を(強制的に(笑))共有していたからだろう。
そんな高度経済成長期も「向こう三軒両隣」思考は息づいていた。
残念ながら、これも“日本らしさ”であることを否定できない。
日本に“責任ある自由”がないことと、真FIRE出来る人たちが少ないことも関係あるかも。
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