ミドフィフで真FIREし、FIRE後、収益物件を売却し、億り人。楽隠居生活8年目の崇徳院ヴェストです。FIREに2千万円では足りません。
この DIAMOND online の記事によると、
「老後2000万円問題」なんて最初からなかったのです。
2000万円足りないとする計算に2つの問題があると。
- 平均的には支出が収入を上回っているのは事実なのだから、貯金がない人は生活できないのでは?」という質問に対しては、「貯蓄がある人を含めた平均の支出を示しているから、みんなが同じ支出をしているわけではない」⇒ 平均支出額も増えている。
- 2017年の単年の家計調査の結果を利用している点です。家計調査は定期的に行われているのですが、2022年の結果では、収入と支出の差は2万2000円です。なんと、5万5000円ではないのです!2021年は1万8000円、2020年不足額なし(黒字1000円。コロナの給付金の影響あり)、2019年2万7000円、2018年4万1000円、2016年3万6000円と、どの年度も5万5000円を下回っています。⇒ 一番差額が大きい年のデータだけを使っている。
このほとんど意味のない2000万円不足を発表したのは、
金融庁が新NISAやiDecoへ国民の目を向けさせるためだったのではないか。
ここまでが記事の要約ですが、崇徳院ヴェストはこうも思うのです。
やはり、少子化で年金額を維持できないので、自助努力へシフトしていきたいとの思惑。
いずれにしても、老後資金で政府を当てにしてはいけない。
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