ミドフィフで真FIREし、FIRE後、収益物件を売却し、億り人。
楽隠居生活8年目の崇徳院ヴェストです。
確定申告もサラリーマン時代から20年以上続けています。
これは本当に、日本行政・統治・政府がアップデートできない病気。
数百人の闇バイトがe-Taxで巨額の不正還付を行っていたという事件。報道によると、「東京・栃木・愛媛・沖縄の税務署にうその所得税の申告書を出し、約576万円の還付金をだまし取った」
背景にあったのは、やはりいま問題になっている匿名・流動型犯罪グループ、通称「トクリュウ」です。逮捕容疑は百万円単位のものですが、被害総額は数億円に上る可能性
「そもそも、なぜこの犯罪ができてしまったのか」に焦点を当てます。その結果、背景にあるのが日本の税制の根幹である『申告納税制度』であることを明らかにしている
税務署で20年以上勤務し、e-Taxの事務処理の経験がある税理士は「それぞれの人がどの企業に勤めて、どれぐらいの収入と納税があるか税務署は把握していない。原則、(提出された申告書の)内容が真正か不正かは判断せずに事務処理は進んでいく」
納税者が自分の所得と納める税金の額を自分で計算して申告する仕組みで、納税者が申告した内容を税務署が信用することが大前提。そのため、申告書の形式や要件が整っていれば、「審査は通っていく。領収書とかは必要ない」
すべての仕組みは“性善説”を捨てなければならない。
日本は不思議な国だ。
基本、日本人は他人を信頼しない(裏切ると不利益になる仕組み(連帯責任等)で統率する)のに、
このような自己申告は誰も嘘をつかない前提で成り立っている。
日本はいい加減に他人を信頼して、信頼の上で成り立つ仕組みに変えていかないと、
いつまでたっても大人になれない。
これでは外交で他国になめられ続けるだけだ。
真面目な納税者がバカを見る。
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