ミドフィフで真FIREし、
楽隠居生活7年目の崇徳院ヴェストです。
旅行も楽しんでいます。
隠居旅行、パリ旅行記の続き、ルーブル美術館の展示品見学です。
JTBグループのMyBusの日本語ガイド付きツアーに参加しました。
さて、ルーブル美術館に入館です。
地下への階段から入ると、
逆ピラミッドへ。
そして、正ピラミッドへ。
ここでツアーガイド、Tさんから注意事項と最終点呼があり、保安検査へ。
私たちはプライオリティパス(優先)付きのツアーなのでショートカットで検査へ。
しかし、保安検査は1ラインしかなく、ここが入場の律速。
たぶん、意図的に絞っているのだと思います。
私たちは朝早くのツアーだったのでわりと順調でしたが(10分くらい)、
私たちのツアー終了時の入場待ちの行列は朝の20倍以上に伸びていて、
これは3時間以上かなと感じましたよ。
さて、館内に入って最初のガイドは、このルーブル宮殿の建築についての続きでした。
宮殿の城壁・石垣の遺構です。日本とは全く違う建築美がありました。
ガイドTさんによると、ルーブル美術館には35、6万点の美術工芸品を所蔵しており、
展示されているのはその1/10、3万5~6千点だそうです。
そして美術品の最初のガイドは、Tさんのお気に入りでした。
人気がないのか、周りに見学者はいません。静かです。
新石器時代の人型立像。アイン・ガザル遺跡から出土したもの。
どうしてこれがTさんのお気に入りかというと、
ルーブルが所蔵する美術品の中で、一番古いものだからだそうです。
狩猟の女神アルテミス(ヴェルサイユのダイアナ)
紀元前500~30年ころの作品だそうで、
この頃は“男・女の美”をどのように表現するかが大きな課題だったとか。
この彫刻のベッドと人は別々の大理石で彫られていて、合わせて作品になっているそうです。
おしりから見ると女性のように見えますが、前から見ると男性器があります。
見る角度によって、男にも女にも見える不思議。
というか彫刻家は男女の美を融合させたかったのでしょうね。
ミロのヴィーナス
前と左からみると、もう女性で間違いありません。
しかし、後ろと右から見ると、
割と筋肉質の背中と、腰のくびれは女性らしくなく、右からだと首が隠れて力強く見えます。
紀元前2世紀ごろの作品。
やはりこの頃の美は“男・女”のどちらの美も取り入れたかったのでしょう。
サモトラケのニケ
ガイドTさんから、この像は向かって右(左の翼)から見るのが良いと。
なぜなら右の翼(写真奥)はオリジナルが見つからず、
後にたぶんこんな感じと付け加えられたものだから。
まだまだルーブル美術館の見学は続くので、続きます。
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