ミドフィフで真FIREし、
楽隠居生活7年目の崇徳院ヴェストです。
皆さんの資産の内訳で、現金(預金)が5割を超える人は多いのではないでしょうか。
トランプ関税の影響だけではなく、日本経済は下り坂。
ということは、円の価値は下がっていく、ますます円安が進んでいく可能性が高い。
54.2%が現金・預金だと、円安の影響が大きい。
崇徳院ヴェストの5月下旬の資産の現金・預金の割合は23.8%でした。
アメリカだと12.6%しかないんですね。
私の株・投資信託の割合は71.2%、日本株が31.1%、外国株が40.1%です。
71.2%はアメリカの51.3%よりも多い。
これは保険・年金・定型保証がほとんどないからです。
この記事を書いた田口 れん太さん【日本証券アナリスト協会検定会員
機関投資家向け日本株営業担当として25年超の経験をもつ。1988年、早稲田大学卒業。1990年より大和証券ジュネーブ支店、UBS証券、メリルリンチ証券、バークレイズ証券等に所属し、機関投資家やヘッジファンドのファンドマネージャーから高い評価を得る。2006年、アジアマネー誌にて日本株ベストセールス1位となる。2015年よりみずほ証券に所属し、個人投資家向け株式講演、YouTubeチャンネル出演等に従事。わかりやすい講義が個人投資家より人気を集める。2023年、独立。現在は個人投資家向けに株式講演を行う。カブの被りものを被って講演するスタイルが人気を博している。2018年より日本証券新聞にて投資コラム「私の尻馬投資法」を連載している。】が指摘しているのは、
現在の日本人の資産構成は、5割以上が現預金となっています。これは単に保守的というレベルを超えて、インフレに対して極めて無防備な状態といえます。
長期投資の観点からすれば、株式比率50%はむしろ保守的な部類といえるでしょう。世界の年金運用を見てみると、ノルウェーの年金は約70%、カナダの年金に至っては85%を株式に投資しています。カリフォルニア州の退職職員年金でも55%が株式投資です。
日本人のポートフォリオは保守的すぎると言わざるを得ません。GPIFの資産配分やアメリカ人の資産構成に近づけていくほうが、より合理的な選択だと考えられます。
田口さんは、これから日本は「債権取り崩し国」になって通貨が下落し、5~10年程度でドル円レートが250円程度まで下落する可能性があると考えています。
私は証券アナリストではありませんが、円安が進んでいくだろうと強く感じています。
だから後期高齢者になる前に、まだ円安が許容できる時期に海外旅行を楽しんでいます。
皆さまのポートフォリオのバランスが、
これからの日本経済を見越したものになることを祈っています。
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