ミドフィフで真FIREし、楽隠居生活7年目の崇徳院ヴェストです。
婦人公論の『お金は君を見ている 最高峰のお金持ちが語る75の小さな秘密』の宣伝ですが、
大変面白いので共有したい。
【著者:キム・スンホさん スノーフォックスグループ会長
韓国人として初めて、アメリカでグローバル外食企業を成功させた実業家。創業したスノーフォックス社は、世界11カ国に3900の店舗と1万人の従業員を抱えるグローバル企業。年間売り上げ1兆ウォンの目標を達成、米ナスダック上場を控えている。出版社、生花流通業、金融業、不動産業も営みながら、農場経営者の顔も持つ。韓国中央大学校ではグローバル経営者養成コースの教授も兼務。韓国と世界を行き来しながら、最近5年間で3000人あまりの事業家を養成。「社長を教える社長」として知られる。】
以下の11の質問のうち、5つ以上イエスがあれば絶対に投資を始めてはいけないそうです。
1.投資とトレーディングの違いがわからない
2.売りと買いの基準がない
3.お金持ちだと思われたい
4.5年は寝かせておけるだけの資金がない
5.安定した収入がない
6.負けず嫌いだ
7.お金持ちになって人と違う暮らしがしたい
8.早くお金を稼ぎたい
9.複利についてよくわからない
10.今月のクレジットカード決済額を翌月に繰り越した
11.人の言うことを鵜呑みにするほうだ
どうしてイエスだと投資に向いていないか、以下の記事を参照してください。
http://xn--fujinkoron-d23ia83alb4evvk5e.jp/articles/-/16555
ほとんどの方は、納得すると思います。
これらの指摘の中で崇徳院ヴェストに刺さった文言は、
“株式市場で最も馬鹿らしい質問は、他人に売り買いのタイミングを聞くことだ。”
何故か株雨風呂でもよく目にします。
「自分に売買のセンスがない」とか自虐に逃げていますけど、
ご自分の売買基準がないのでしょうか❓
キムさんはこう言っています。
基準がないというのは、なぜ投資をするのか、自分が納得できる答えがないという意味だ。
辛辣ですね。的を得ています。
この11の質問は、資産を築いてきた人には肌で感じる“欠陥”ですが、
まだ築いていない人には見えない“欠点”でしょうね。
例えれば自転車に乗れる人は、バランス≒ 脱力 と習得し、理解できていますが、
自転車にまだ乗れない人には見えていない、感じ取れない部分ですね。
皆さまの資産形成の成功を祈っています。
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