ミドフィフで真FIREし、楽隠居生活7年目の崇徳院ヴェストです。
作り話かなとも思うのですが、65歳からの老後資金形成を夢見ると、“あるある”だと思うので、
CFPの松田 聡子さんの記事を共有したい。
題材は、「メキシコペソのスワップポイント投資」。
崇徳院ヴェストが思うに、題材は勉強した人でないと分からない金融商品ならなんでも同じ。
FXであろうが、不動産であろうが、株であろうが、仕組みが分かっていないもので、
短期で儲けようとすれば地獄を見ます。
松田さんからの中高年への助言は、
- インフレから資産を守る
- 資産寿命を延ばす
- 投資の基礎知識を学ぶことが重要
- 仕組みを理解できないものには投資しない
つまり、資産を増やすことを考えない。守りに徹するということ。
無味乾燥で「そんなこと分かっているよ」と言いたいでしょうが、
50代から投資を始めると、社会や世間を知っているつもりで、恥をかきたくないから、
変なプライドや会社・仕事での成功が邪魔をして家計全体と残りの人生からの俯瞰が出来ず、
失敗を取り戻せない。
私の知り合いの一人も馬鹿で、銀行員の言うままに投資信託を買い、5千万円溶かしました。
会社で昇進していても、投資には何の役にも立ちません。
「私は違う」と思っている方々も多いでしょうが、
特殊詐欺に私は決して騙されないと思っているのと一緒で、単なる自信過剰です。
60年生きて世間を知っているつもりでしょうが、
一人の人間が知っていることなど高が知れている。
別の角度で見れば、FPは投資商品や税制のことなど知識は豊富ですが、投資結果は別です。
例えるならトップリーグのサッカー選手と審判の違いとでも言えるでしょう。
審判は職業としてルールを熟知していますが、
サッカーで点数を稼いだり、相手ゴールを阻止する能力は求められていませんし、
ひょっとすると選手としては大成しなかった方々かもしれません。
ですから、私は50代からの投資を勧めませんし、
ましてや退職金を貰うまで投資をしたことがない人たちは投資すべきでないと考えています。
皆さまが資産を有効活用するよう祈っています。
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