ミドフィフで真FIREし、楽隠居生活7年目の崇徳院ヴェストです。
投資生活20年以上となり、バブル崩壊後やリーマンショック、
東日本大震災での日本経済の浮き沈みを経験してきました。
今年はトランプ関税政策の荒波でしょうか。
さて、私もアラカン世代、今から投資を始めても老後資金として役立つでしょうか?
そんな多くの60代の心配に応えたのはウェルスナビ代表取締役CEOの柴山和久さんです。
ウェルスナビは良く出来ていますね。どんなアルゴリズムなのか、興味津々です。
そして柴山さんの提案は「10年以上続けられるかどうかが判断基準です」。
彼の分析によると、今までの経済の変化で投資を10年続けるとプラスになると。
それはどの10年を切り取っても言えると彼は断言しています。
だからこれから先、10年続ければ大丈夫である確率は十分高いと。
しかし、未来は誰にもわかりません。
これから先、今までになかった変化が起こるかもしれません。
いつもリスクはあります。
私が言いたいのは、投資での資産増加と、その増加分を使う年齢です。
60歳から始めて10年は70歳です。男性は72歳前後で健康寿命が尽きます。
女性は78歳前後が健康寿命だったと思います。
では、男性は70歳で増えた資産を有意義に使える時間は3年弱です。
ですから、10年後の自分の年齢や、投資の10年間自由に使えるお金を考えて、
60代からの投資を始めるべきではないでしょうか?
例えばある男性が65歳から投資を始めて75歳でプラスになった資産を使うには、
自分自身に使うには遅すぎると思うのです。
妻や子、孫に残すためだとそれでもいいですが、それなら相続税も考えておかないと。
お金が少ないと制限が多いですが、投資している時間も投資額は自由に使えません。
定期預金のようなものです。
宝くじのように、1か月待ったら5億円になるなんてことはまずないでしょう。
私の結論は、何に間に合わせるのか計画を熟考することが10年投資に必要。
それから、もし損失が出た場合、残りの人生で取り戻すことは諦められるか。
そんな感じですね。
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