脚本:佐藤二朗
演出:堤泰之
出演:佐藤二朗、宮沢りえ、佳山明、上甲にか、本間剛、今藤洋子、鈴木楽、工藤凌士
公演:2024年
時々、舞台も観に行く崇徳院ヴェストです。
佐藤二朗さんにちょっと興味を持っているので、佐藤さんの舞台を観に行きました。
相手役は宮沢りえさん。
「そのいのち」とは❓
佐藤さんが中村佳穂さんの歌「そのいのち」を聞いて、
お芝居にしたいと感じて生まれた作品だそうです。
私は佐藤さんが原作、脚本、監督、出演した映画「はるヲうるひと」と比べてしまう。
「そのいのち」ではウサギが出演し、人間にも垣間見える態度を比喩している部分があり、
佐藤さんは、ある役の精神状態を別の角度から描写したいという気持ちがあるのだろう。
演者は9人だから、それぞれの役割は大きい。
また、「はるヲうるひと」の脚本と似ている部分が多い。
佐藤さんが描く世界は暗い。
未来への展望も見えるが、それは結末から押し出されて、仕方なく続いていくようにも見える。
生の舞台は撮り直しができない勝負なので、
でした。
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