ミドフィフで真FIREし、楽隠居6年目の崇徳院ヴェストです。
さて、とても気になる記事を見つけてしまいました。
53歳でFIREしたのはいいが、15年後に大後悔と。
この記事は、小川 洋平さんが書いたもの。
【25歳のときにお金の知識、営業経験ゼロで保険営業の世界に飛び込み、6年半従事。「お客様に損をさせない」という想いだけで営業活動をしていたが、2年目で自分が持つ知識の壁にぶつかったことがきっかけで「お客様の役に立つにはもっと知識が必要」と猛勉強し保険の分野以外の金融、年金、会計等の知識を身に着ける。
その後確定拠出年金や住宅ローン相談、企業経営等のアドバイスを行いお客様に喜んでもらうことにやりがいを見出すようになり、2016年に保険商品や金融商品の販売を目的としない、第三者の立場のファイナンシャルプランナーとして開業。
iDeCoや資産運用の相談、個人事業主、小規模法人経営者様の企業年金制度の相談、住宅ローンの相談、企業内研修の講師、企業の経営再建等にも携わる。
自身の独立の経験と、保険営業時代からの資産運用、会計、年金の知識と経験を活かし小規模事業者の将来の資金創りと経営を支援している。】
そう、FPさんです。
で、原沢さんの例なんですけれど、どこか作り話みたいですが、こんなこともあるのでしょう。
崇徳院ヴェストが要約すると、FIRE出口戦略を立てなかったことによる失敗。
FIREは、仕事時間を無くし、自分の目的のためにその時間を使う生き方。
ですからFIREは手段であって目的ではない。
たとえ目的がただボケーっとすることでも、
その目的がしっかりしていないとFIREする意味がない。
で、原沢さんの場合、目的は良かったのだが、出口戦略・取り崩し計画が無かった。
資産を取り崩していくのがFIREですから、推定寿命+7~8年くらい先まで生きて、
十分資産が残っているように取り崩していかなければならない。
オートパイロットもセンサーが逐次高度や気圧、速度などをモニターしているわけで、
資産を取り崩している以上、家計簿や収支計算書で月次や半年ごと、せめて1年ごとに
収支を把握して軌道修正できるようにしておかないと、FIREを失敗することは確実でしょう。
なんともFPさんが言いそうな例ですが、重要事項であることに疑いの余地はないです。
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