ミドフィフで真FIREし、楽隠居6年目の崇徳院ヴェストです。
ネット記事を読んでいると、まだまだFIREを誤解されている方々が多いように見受けます。
さて、FIREしたのはいいけれど、
4000万円貯めた50歳FIREが悲惨になったという記事を見つけました。
この記事を書いたのは三藤 桂子さん。
【社会保険労務士・ファイナンシャル・プランナーとして相談、セミナー講師や執筆等で活動している。本名は三角桂子。
会社員時代に年金の仕組みに興味を持ち、社会保険労務士、FPの資格を取得。公務員、自営業、会社員、専業主婦、シングルマザーとあらゆる立場の経験をもとに、会社側と社員(個人)側、両方の立場を理解することで、社労士として労務・年金相談、FPとして家庭内のお金の悩み等をサポートしている。】
先ず、感じているのは、日本で働かないという選択自体が“悪”という常識。
ですからFIRE失敗などという記事は「メシウマ」で多くのページヴューが稼げるのでしょう。
「働かざるもの食うべからず」が深く浸透している文化ですからね。
さて共有した記事の結論は、
> 早期リタイアするには、リタイア後のライフプラン、社会貢献(つながり)をよく考え進めるべきだったのです。
三藤さんが言う通りなのです。
FIREは、働くのが嫌だから早く仕事を辞めようという逃げの選択ではないのです。
FIREは手段であり、仕事に使っている時間(収入のための時間)を手放して、
やりたいことをすることが目的なのです。
仕事時間を手放しても問題ないレベルの資産を築いたならば、仕事を手放しても生活できます。
で、やりたいことは何なのか。
これはFIREする前に十分に検討・計画されていなければ失敗です。
それにFIREは誰でもが楽しめる生き方でもありません。
自分の生き方に合っているかどうか、十分に考えてから行動しないと、
元通りの生活に戻すのは至難の業です。特にサラリーマンでは。
FIREはお金だけの問題ではないのです。
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活