ミドフィフで真FIREし、楽隠居6年目の崇徳院ヴェストです。
さて、私は経済ジャーナリストと呼ばれる荻原博子さんが大嫌いです。
彼女は年齢からも、その経済感覚が昭和50年代で止まっています。
彼女が経済ジャーナリストとして今でも通用する理由がわかりません。
では、彼女の言う“新NISAの落とし穴”とは何でしょうか❓
まず、彼女は投資に対してとてもnegativeです。
大損したことでもあるのでしょうか。
彼女の言う“新NISAの落とし穴”とは、
1.「ナンピン買い」が難しい
2.「損益通算ができない」
3.「損失繰り越しができない」
4.「口座を一人一口座しか持てない」
5.「長期投資」はいいという刷り込み ➡️「売買で機動的に儲けていく」という投資の本質が薄められている
6.金融庁の「NISA特設ウェブサイト」の「資産運用シミュレーション」は想定利回りプラスで捕らぬ狸の皮算用を助長している
だそうです。
I have objections!
1~4はNISA制度上の制約です。儲けに対して無税なのですから飲まざるを得ない足かせ。
旧NISAも新NISAも同じです。
私は旧NISA(5年縛り)でも利益を出していますが、何か・・・❓
5と6は、彼女側からの刷り込みです。
5についてですが、「売買で機動的に儲けていく」のが投資の本質でしょうか❓
それでは Buy and Hold (B'n'H)という投資を否定していることになります。
機動的な売買もB'n'Hも投資方法のひとつに過ぎないし、どちらかが正しいわけでもないです。
経済ジャーナリストとして、視野が狭すぎますね。
6も彼女の憶測にすぎません。想定利回りがマイナスになることも周知されています。
ただ、1~4にしても、5と6にしても、自分自身で考えて勉強して利用するしかありません。
彼女が想定するように、投資初心者が“騙されて”新NISAを始めたら・・・失敗の確率は高い。
個人投資家の8割は資産を減らしているという話ですし。
しかし、しっかりと勉強すれば、新NISAを有効な道具として節税できます。
新NISAだけが株式・投資信託の投資方法ではありませんから、
新NISAを長期投資に良いと判断したものに使って、
機動的に売買したいものを新NISA外の特定口座で取引する組み合わせもあります。
新NISAは節税できるメリットが大きい。それは配当に対してもです。
長期に保有したいものなら、額に制限はありますが新NISAがよいのではないでしょうか。
どのような方法であれ、新NISAという道具が増えたことは良いことです。
どう使うか、どのように使えるか勉強し、投資するのは自己責任ですけどね。
ただ毛嫌いして勉強しないのは損です。
Financial Literacyを高めることは、人生を豊かにすることにつながります。
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