ミドフィフで真FIREし、楽隠居6年目の崇徳院ヴェストです。
武漢肺炎がパンデミックになる以前、4~5年前から政府が人生100年と言い出したような・・・
つまり、年金2000万円問題も含めて、年金足りなくなるから働け~という政府からの警告。
そんな社会情勢で、高齢者の就業実態は如何に。
心理学博士、MP人間科学研究所代表の榎本博明さんの分析を共有したいと思います。
【1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員教授、大阪大学大学院助教授等を経て、MP人間科学研究所代表。】
榎本さんの記事を崇徳院ヴェストなりに要約すると、
- 退職不安は何処から❓
- 60代後半で50%が働いていないのは何故❓
- 会社で“取り替え可能な人材”と認識していたか、していなかったか
- 会社にとっての“有能な機能的人材”への過度な同化
- 自分本来の価値の遺失
会社生活が長いと、自己承認のパターンが会社の価値に定着してしまうのかな。
認められることが会社の基準でしかないことに気付かなくなっていく。
「仕事を続けることが生きがい」という崇徳院ヴェストが大嫌いな言い訳をする背景は、
二種類あると思っている。
ひとつは、生活費が足りないことをあからさまに言いたくない。
もうひとつは、会社での価値基準から離れると、自己肯定できないペットの悲劇。
つまり、辛辣に言えば、自分が自分を楽しむ方法を知らないし、
他人から“与えられた仕事・任務”がなければ生きていけない。
もっと辛辣に言えば、大人ではない。
榎本さんは、このように退職後にエールを送っている。
“これからはこれまでと違う、もうひとりの自分を生きることができるのだ。別の人生に踏み出してもいい。生活がかかっていたときにはできなかった生き方ができるのである。ここはじっくり腰を据えて、これからの人生で重視する価値を再検討すべきだろう。時間はたっぷりあるのだ。”
このことに早くから気付いて準備している人たちがFIREに成功する人たちだろう。
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