監督:クリント・イーストウッド
脚本:ウィリアム・ブロイレス・Jr、ポール・ハギス
主演:ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ
公開:2006年
硫黄島での戦いが、なぜあれほどの凄惨な結果になったのか。
戦争とは何なのか。最前線と作戦司令部との信頼はあるのだろうか。
『硫黄島からの手紙』を見る前の感想です。
必要とされるときにヒーローは現れるのではなく、ヒーローが造り上げられる。
何故なら、戦争を続けるため、美化するため、臭いものに蓋をするため、
都合よく働いてくれる“幻影”が政府に必要だから。
ただ、星条旗を打ち立てたときの記念写真を撮ったとき、
現場にいた兵士たちは、これほど利用されるものだとは誰も考えていなかっただろう。
いつでも、どこでも、印象的な場面は政治に利用されやすい。
利用された後、その苦悩を誰にも話せない
です。
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