監督:西谷弘
脚本:福田靖
主演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、村上淳、飯尾和樹、吉田羊、田口浩正、椎名桔平
公開:2022年
東野圭吾さんの推理小説が原作の映画、『ガリレオ』シリーズ。
原作を読んでいないので、映画だけの感想です。
柴咲コウさんとのコンビが復活して楽しみにしていた。
さて、この連続殺人事件を解決するのに、“天才物理学者”である必要があったのか。
キャストを見ていると、それだけで楽しい映画。
それぞれの役作りがはまっている。
被害者たちの殺害シーンを深掘りすることなく、グロテスクな部分が少なく、観やすい。
ただ、連続殺人の容疑者の殺害立証において、それほどの物理学知識は必要ない。
問題は、誰の犯行なのかの証明。
つまり、心理学的人間関係への洞察、各人の動機の推理と意思伝達の場の共有の立証。
これは、物理学者よりも警察の部分。
そして、映画として結末へ向かっていく“種明かし”が弱い感じで、
期待していた天才物理学者としての影が薄い  
  でした。
 でした。
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