監督:マーティン・ブレスト
脚本:ボー・ゴールドマン、ケヴィン・ウェイド、ロン・オズボーン、ジェフ・レノ
主演:ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス、クレア・フォーラニ、ジェイク・ウェバー
公開:1998年
死神がこんなイケメンだったら・・・。
体は借り物だから、本当の死神の姿は分からないけれど。
これはファンタジー映画と言える。
死神が、ビルの死を告げに来た。「もう寿命だよ」と。
一代で財を成したビルは、自分の死とどう対峙し、受け入れていくのか。
最初ジョーは彼の仕事と、自分のこの世を知りたいという興味にのみに忠実であった。
また、ビルはジョーに出会う前から、もう自分の寿命がそう長くないことに気付いていた。
ただ、ジョーが来たことにより、より明確に自分の寿命を知ることになるのだけれど。
誰にでも寿命があり、どんな形であれ死を迎える日が来る。
ビルのようにあと数日で死ぬとハッキリ分かったら(65歳の誕生日パーティー後)、
何を考え、何を見て、何を優先し、何をあきらめ、何を残そうとするのだろうか。
ジョーが来る前と来た後で、どのように自分が変わったか実感するのだろうか。
この死を迎えるというテーマは、恋愛とは違うし、避けられがちだけど、
恋愛と同じように生きている証明のひとつとして、心の底に常にあるもの。
心の善悪の尺度は何によって決まり、何によって影響を受け、何をもって判断するのだろうか。
ビルの娘、スーザンとの恋愛がジョーに与えた判断基準とは。
やがて死に至る病を受け入れなければならない です。
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活