ミドフィフで真FIREし、楽隠居している崇徳院ヴェストです。
さて、FIRE後、結局何をするのかの計画・visionがしっかりしてなくて、
FIREを中退する人たちも増えているそうです。
「のんびりした生活が居心地よかったのは最初のうちだけ。インドア派なのでコロナ禍の巣ごもり生活も問題ないと思いましたが退屈すぎて苦痛になり、それで再び働き始めたんです。仕事はリモートなので在宅のままですが生活にメリハリがあるし、今のほうが自分には合ってるかなって」(Yさん)
「欲しかったのはリタイア生活ではなく長期休暇だと感じたからです。ただ、お金が目当てではないので、今は工場の契約社員で月20万円弱の給料を貰いながらユルく働いてます。管理職だった前の会社と違って仕事のプレッシャーはなく、それでも働いている充実感は得られるので満足しています」(Kさん)
「FIREを始めることがゴールになってしまい、そこからの目標を設定できていない人が多いんです。そのため、実際リタイア生活に突入すると無気力状態に陥ったり、退屈だと感じるようになるのです」(キャリアコンサルタント)
崇徳院ヴェストから見ると、FIREに適していない人たちですね。
FIREは手段であり、目標ではありません。FIRE後の明確な目標が必要なのです。
上記の記事のような例は、自分をよく分かっていなかった人たちですね。
これは、東大に合格することが目標になってしまって、
何を勉強したいのかという本来の目標がなく、中退・留年を繰り返すこととそっくり。
FIREの計画は、先ずやりたいことを達成するのに、
FIREが有効な手段であると確認する順序が必要です。
先ず、自分を十分に知らなければなりません。
ただの流行りのFIREという言葉だけに踊らされてはいけません。
そして、FIREを中退するような人たちは本当の退職時期が来たとき、また目標を失って、
ただの濡れ落ち葉や邪魔な老人になってしまう可能性が高いかもしれません。
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