監督:マッテオ・ガローネ
脚本:マッテオ・ガローネ、マッシモ・チェッケリーニ
主演:フェデリコ・エラピ、ロベルト・ベニーニ、アリーダ・ドミティッラ・ダミーコ
公開:2021年
日本でもよく知られているピノキオ。そのピノキオを、原作に忠実に再現したであろう映画。
崇徳院ヴェストは原作を知らないのですが、原作もこうであったであろうと思えた映画。
私の知っていたピノキオとはとは違うピノッキオの本質。
メルヘンではなく、ファンタジー。
自分の記憶の焼き直しではなく、ピノッキオが生まれた意味を考える。
120分の中で、じわりじわりと引き込まれていく情と恐怖と悪意と親切と慈悲と慈愛の綾。
今から約140年前の原作から、人間は変わっていない。
決して子ども向けだけの物語ではなく、
どの年代にも、美しい映像の中の木の人形を通して、
自分を見つめ直すキッカケになる寓話の
です。
P.S. 丸太の時から動いていたり、ロバになったり、サメだったり、自分の記憶と違ってた。
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