監督:松岡錠司
脚本:松尾スズキ
主演:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、小林薫、勝地涼、松たか子
公開:2007年
リリー・フランキーさんの長編エッセイが原作の映画。
TVドラマにもなったそうなんですけど、本も読んでいない、TVドラマも観ていない、
映画だけの感想です。
まぁ、本当に寸分たがわずタイトル通りの物語です。
何処にでもありそうなんだけど、他の誰でもない彼だけの心影。
愛にカタチは無いのだけれど、心に焼き付く、アミノ酸やたんぱく質が昇華する宇宙。
愛すべき人という言葉では足りなさ過ぎ、それでも日常に埋もれてしまう。
すべてを受け入れ、包み込み、恨まず、人の幸せを願い、でしゃばらず、いつもそこに居る。
人生とは何か。
まるで、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のような人。
確かに サウイフモノニ ワタシハナリタイ
です。
P.S. ぶどうの死に涙したオカンを演じていた樹木希林さんは、役と自分自身をどのように分けていたのだろうか。
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