ミドフィフで真FIREを達成し、この3年半を無職で暮らしている崇徳院ヴェストです。
「老後資金はどれくらい必要か」という記事をよく見掛けますが、
それは、自分の老後資金が十分なのだろうか気にしている方が多いからではないでしょうか❓
崇徳院ヴェストもそのひとりです。
現実、FIREするために十分計画し、確認したわけですが、
それでも将来のことは分からないので気になります。
さて、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授を退任された榊原 正幸さんは、
どのように「老後資金」をお考えでしょうか。
榊原 正幸氏:マネー評論家
名古屋大学経済学部、大学院経済学研究科を経て、同大学経済学部助手。1993年、日本学術振興会特別研究員となり、その後、英国レディング大学に入学。帰国後の1997年より東北大学経済学部助教授。2000年、日税研究賞を受賞。2001年、英国レディング大学大学院より博士号を授与される。同年、税理士資格を取得。2003年、東北大学大学院経済学研究科教授。2004年4月、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。2021年3月に退任し、東京を拠点にしてファイナンシャル教育の普及活動を続けている。会計学博士。『株式投資「必勝ゼミ」』『現役大学教授が教える「お金の増やし方」の教科書』など著書多数。
榊原さんは、月15万円の生活で4000万円あれば一生安心と言っています。
これには、年3%の資産運用利回りがあってという条件付きですけれど。
彼の記事は2022年6月ですが、インフレについても触れています。
インフレになれば、預貯金などは減っていくわけです。利子が0.001%ですから。
将来のことを考えると、「老後資金」に限っても不確定要素は無限にあります。
ざっと思いつくだけでも、インフレ・デフレ・スタフレ率、為替相場、株式市場、不動産評価、
税制、中央銀行政策金利、政情不安(紛争・戦争)、失業率など、など。
預貯金だけで長生きを支えられないことだけは確実のようです。
最低限自分の生活費、臨時の出費、平均寿命+αを計算して、預貯金・資産を把握し、
どれ程の資産運用が必要か自分自身で計算し、
運用できるFinancial Literacyがなければ惨めな老後。
既に生活保護者の半数以上は65歳以上です。
地獄の沙汰も金次第。生きていくのに数学が必要なくても、算数は必要です。
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