中川 淳一郎さんのセミリタイアを薦めるネット記事を見つけたので共有したいと思います。
中川 淳一郎氏:
ライター。1973年東京都生まれ。1997年一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ではCC局(現PR戦略局)に配属され、企業のPR業務に携わる。2001年に退社後、雑誌ライターや『TVブロス』編集者などを経て、2006年よりさまざまなネットニュース媒体で編集業務に従事。並行してPRプランナーとしても活躍。2020年8月31日に「セミリタイア」を宣言し、ネットニュース編集およびPRプランニングの第一線から退く。以来、著述を中心にマイペースで活動中。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットは基本、クソメディア』『電通と博報堂は何をしているのか』『恥ずかしい人たち』など多数。
PRを仕事にしてきた人ですね。
彼自身のこの記事のまとめ⬇️
- 近年「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」という生き方が話題にされるようになったが、実現するのはなかなか難しい。
- おすすめしたい生き方は「BOYA(Burned Out Yet Attempting)」だ。あくまで造語だが、その心は「それまでの仕事で達成感を得て、どこか燃え尽きた感覚を抱いてはいるが、まだなにかに挑戦する姿勢は捨てていない」というものである。
- 端的には「ストレスフルな職業生活から卒業し、これからはマイペースに、無理なく仕事を継続していこう」ということだ。「FIRE」のように「いかに早い段階で労働から開放されるか」というアプローチではなく、「ある程度実績を積み重ねた後、やりたい仕事だけを、やりたいように続ける自由を得よう」というアプローチである。
- 「FIRE」に比べて、「BOYA」はハードルが低い。働き方、生き方を見直したい人は一考してみてはいかがだろうか。
崇徳院ヴェストから見れば、この生き方も多くの人にできる方法ではないと思う。
先ず、フリーランスとして仕事が継続する業務でなければ難しい。
彼の言う「BOYA」(セミリタイア)の必要条件は:
①ある程度の貯金
②その後も仕事をくれる人々との関係維持
③それまでの職業人生で得た達成感
④多額の給料・ギャラよりも心の安定と休息、そして娯楽を重視する姿勢
⑤趣味の仲間や地域コミュニティーとの良好な関係
そう、以前の“仕事のしがらみ”も漏れなく付いてくる状況でしかない。
つまり、以前の仕事で認められるスキルがあり、上から目線でも許される部分を持ち、
そのようなコミュニティーでしか自己肯定感を得られない“狭い世間”でしか生きられない人。
仕事はやり切ったと言いながら、未練たらたら・・・
それに“ある程度の貯金”がなければ、仕事の依頼数が尻つぼみ(時代遅れ)になると、
食べていくのが難しくなる。業界で嫌われていたら突然仕事無くなる可能性大。
例えると、腕のいい職人のセミリタイアモデルのひとつでしかない。
FIREも万人に向いていませんが、彼の言うBOYA(セミリタイア)も万人には向いていませんね。
このネット記事も、自分の自己肯定感を上げるために書いたのかな。
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活