今年4月から始まった高校家庭科での「資産形成」。
どのような教材を使っているのかと、興味津々だった崇徳院ヴェストです。
共有しているフィナンシャルフィールドの記事には、
「資産形成」を教える立場になった教師側の自信・不安について書いてあります。
全国の20~50代の高校教師466名へのアンケート調査の結果は如何に。
「資産形成」している教師 48.5% していない教師 51.5%
「資産形成」を教える自信がある 8.4%、そこそこある 24.2% 計32.6% 約3人に一人
教える自信がある教師の担当教科 「公民」53.9%、「情報」41.4%、「地理歴史」40.4%
とても残念なのは、「資産形成」を教えることになる家庭科教師は15人でした。
そのうち「資産形成」をしている人は7人いたにもかかわらず、
教える自信があると答えた人はいませんでした。
そう、実際に教える家庭科担当に「資産形成」を教える自信のある教師がいなかったのです。
反対に「資産形成」を学びたい教師は71.8%。
面白いのは既に「資産形成」している教師の方が学びたい方が多かったことですね。
で、最初の私の興味、この「資産形成」授業の教材ですが、ネット検索しました。
日本の官僚の仕事らしい、とても日本らしい教科書です。
そつなく総合的にまとめる中で、「資産形成」の必要性と、リスクについて書いています。
日本証券業協会も、株式・債券の意味と役割、証券市場・証券取引所の流通と信用について、
そつなくまとめています。
崇徳院ヴェストとしては、「資産形成」教材の4章にある“地域の分散”や、
5章「借りる」の借金シミュレーターは、大人にも必要な着目点であり、
株式・証券市場の教材は株の流れの基礎から、経済ニュースが分かりやすくなると思います。
欲を言えば、「資産形成」のリスクとして、
仕組債、投資信託手数料、モーニングスター、不動産投資やFX、そして暗号資産、
株式・証券市場の教材には、粉飾決算やリーマン・ショックを取り上げてほしかった。
そして、教える自信の無い家庭科教師より、FPを呼んで教えてもらったほうが良いのでは❓
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