隠居旅行記京都編の続きです。
宇治市の後、京都市に戻ってきました。
今回は源氏物語から1000年後、近代の絵画を。
訪れたのは、京都市京セラ美術館と、国立京都近代美術館。平安神宮の直ぐ南側です。
先ずは京都市京セラ美術館から。
屋根瓦とレンガの組み合わせがタイムスリップの予感。
訪れた時期は、アベンジャーズ展でした。
残念ながら、アベンジャーズには全く興味が無いので建物を楽しむだけで終了・・・
しかし、アベンジャーズ展を見なければ無料でしたよ。
気を取り直して、斜め向かいにある国立京都近代美術館へ。
訪れた時期のメイン展覧会は、映画ポスターアートの最前線。
映画好きの崇徳院ヴェスト、食い入るように一つ一つを鑑賞。
それぞれの映画(の印象)を一枚の絵に落とし込むイラストレーターの、感性と才能に驚嘆。
それぞれの映画の特徴を的確に捉え、描写し、訴えてくる。
しかし、崇徳院ヴェストが心動かされた絵は映画ポスターではなく、以下の二枚。
青木繁氏の「西洋鎧武者」と、坂本繁二郎氏の「サイユ村風景」。
鉛筆や石墨で描かれた小さい絵だけれども、筆がシンプルであるが故、
そのひとつひとつの線の語るものが豊かに見えました。
展示を見終わった後、サロンから見える平安神宮の鳥居と京セラ美術館。
近代美術館の額縁ともいえるエントランスと一階部分。
大人一人430円の価値は十分にありました。
隠居旅行記京都編、続きます。
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