厚生労働省『令和2年度被保護者調査』と総務省の2020年国勢調査から、
事実として見える“老後の貧困”。
高齢者(65歳以上)で生活保護を受けている人たちは、105万4,581人。
生活保護者全体の過半数52.03%、高齢者の2.98%に当たる。
この生活保護高齢者は、まだ高度経済成長の恩恵を受けていた世代。
それでも約3%の高齢者がこの有り様。
そして、この失われた30年(1990~2020)に平均寿命は、男性75.92→81.64歳、
女性81.90→87.74歳へ、それぞれ5.72歳/5.84歳延びている。
そんな事実をまとめてある記事⬇️
2018年の高齢者貧困率は20.0%。
これからは崇徳院ヴェストの勝手な想像だが、日本の高齢者貧困率は増加する。
そうすると「老後2千万円問題」ではないが、
自助で老後生活を支えられない高齢者を、どのように扱えばいいのか。
これ以上現役世代へ負担を強いるのは、難しくなるだろう。
ロシアの地方のように、野ざらしが普通になってくるかもしれない。
また、日本の生産性の低さは目に余る。景気が良くなる産業構造がない。
この21世紀、日本は沈んでいくしかない。それが現実。
適正な競争も避け、無用なLegacyばかり継承していく効率の悪い働き方。
サイロだけが増えていく。これは、今の現役世代の罪。
情けない国に成り下がったものだ。
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