FIREしてから2年半以上経つ崇徳院ヴェストです。
大袈裟に言うと、生きている時間に、
この惑星に生まれ育ったことを存分に味わっておきたいという計画。
さて、このような記事を見つけました⬇️
この木崎涼さん(ファイナンシャル・プランナー)の5つのポイントは、
- 生活費を計算する
- 目標資産額とFIREの種類を決める
- 買い物の基準を見直す
- 自分に合った資産運用をする
- FIRE後の生活を思い描く
です。
FIRE達成者から見ると、当たり前のことばかりなんです。
さりながら、先ず、本当にFIREしたいのかどうか、
自分の人生設計を十分に考え、出来るだけ早い時期に決断しなければなりません。
準備にそれなりの時間が必要ですから。
つまり、木崎さんの記事では5ですが、最初が5でなければなりません。
今、流行っているからなんてお気軽な考えでは達成できないし、向いてもいないでしょう。
そして、次が1です。自分の家計(経済)を知らないとできませんから。
2と4は同時並行的な側面があります。
崇徳院ヴェストが賛同できない部分は、2の“FIREの種類を決める”。
崇徳院ヴェストには、FIREは1種類、完全リタイアしかありません。
サイドFIREは昔で言うセミリタイア、
つまり未完の状態で、収入のために“しがらみ”と“制約”が残ります。
それではFIREの果実が3割くらいしか味わえないのではないでしょうか。
それで、資産形成には投資以外に、自分の給与・収入自体を増やすということも大事です。
それから、投資対象を時期によって変えたり、増やした方が良い時もありますから、
一度決めたらそれで終わりではなく、いつも見直しが必要ですね。
FIRE後のことも考えると、不労所得が続く投資が有利です。
しかし、いきなり年利4%の利益(税引き後)を維持するのは無理な話で、
税引き前なら5%ちょっとの年利が必要ですし、
市場や経済イベントで増減もよくあることですし、
Financial Literacyを高める努力も継続が必要です。
3については、FIRE前も後も必要なことです。
お金を出来るだけ使いたい対象に集中できるように。
ただ、いつも社会や経済は変化しますし、臨機応変に構えていないと、
FIRE後に地獄を見ることになる可能性も。
これから益々先が見通せず、会社も職も長く続いていくとは限りません。
そんな世の中を生きて、将来を楽にしようとしているのですから、
自分がFIREするまでに、人生すべての苦労を引き受ける覚悟が必要ですよ。
FIREしたい方は、深く自分の足元を探してみましょう。
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