「一年の計は元旦にあり」と申しますが、老後の計は、いつがよいのでしょうか
崇徳院ヴェストの経験と、この記事を書いたファイナンシャルプランナー川畑明美さんの見解では、
やはり、30代ということになりますね。
川畑さんは優しく60代からでも“下流老人”は回避できると仰ってますが、
これは筆者が嫌われないための保険です。 60代では手遅れです。
崇徳院ヴェストの“手遅れ”という個人的見解ですが、その根拠は、
複利で増やしていくのに時間が必要なように、投資の“学習”も時間が掛かる。
損失が出た場合、取り戻すには残存期間が短いので、焦ってかえって損失を増やす可能性大。
自分は十分社会で経験したので、投資初心者でないと思い込んでいる。
私の知人の一人が定年退職後、親身にしていた銀行員の戯言を信じて投資信託を買い、
5000万円ほど溶かしてしまった例もあります。
特に、会社や商売で成功した投資初心者の前期高齢者にありがちな大きな失敗ですね。
川畑さんの記事に賛同することは、住宅・住居費と介護費。
今の住居に死ぬまで住んでいられますか
賃貸なら家賃、マンションなら管理費とリフォーム・設備維持費、
戸建てならリフォーム・設備維持費が死ぬまで必要ですよね。
ですから、自宅は投資・収益物件ではないのです。
自宅売却は、収益物件の売買とは違い、必ず次に住む場所が必要ですし、
その条件から、高値で売れても、次に住む住宅も高値になっている場合が多い。
不便を覚悟で安い住宅へ引っ越せば、老後医療も不便になる可能性大です。
それから考えたくはないですけど、自身と配偶者の介護費。
一人当たり約500万円必要と言われています。
30代から自分の老後をすべて見通すことなどできませんが、
投資を始めていなければ、選択肢は減っていくばかりですよ。
で、30代から必要な投資に必要な知識や能力は、学生時代から社会人経験の蓄積です。
“学習”を怠ってきた人たちは、それなりの結果を招くでしょう。
皆さんの豊かな老後のため、自分で考え、自分で行動しましょう。
他人の勧めるままにお金を捨てることはやめましょうね。
人生そのものが自己責任です。 親ガチャとか、社会保障とか言っているのは負け組です。
言い訳ばかり考えている人は、負け組です。
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