不動産投資をされている読者の皆さま、2022年をどのように使われますか
これから不動産投資を始めようと考えている読者の皆さま、2022年をどのように使われますか
50代、60代から不動産投資を始めることはできないか、
不動産から不労所得として月30万のキャッシュフローを手にできないか、
そんな都合の良い記事を見つけたので、紹介します。
退職金や今までも資産形成で資金に準備がある方なら、
この記事を読まれて、「おぉっ、意外と簡単に不動産投資はできるのだな」と感じた方は、
この記事をキッカケとして、より深く不動産投資について研究し、
小規模な物件(損を覚悟できる範囲)から実践することをお勧めします。
現実には、このように書かれている条件のものなど、不動産業者間で取引は終わっています。
一般の客には、以下のような有利な物件情報は伝わってきません。
- 表面利回り10%の収益不動産を現金で購入
- 利回り12~13%以上で3000万円の物件を、半分を自己資金、半分をローンで計2戸購入する
- 500万円で利回り20%の築古戸建を購入
- 中古の区分マンションを購入
もし、このような物件が一般に売りに出されているとすれば、何か業者が買わない理由があるのです。
表面利回り20%の物件なんて、架空の話だと思ったほうが良いでしょう。
競売物件ならよくある話ですが、既に競売市場も業者に牛耳られています。
家賃にも相場があり、投資したときの相場を維持できるとは限りません。
もちろん値上げもあり得ますが、人口が減り、物件が古くなれば値下がりすることが普通です。
中古物件でも、転売できるかどうかは売りに出した時の市場価値に左右されます。
崇徳院ヴェストの所有する収益物件のひとつは、探し始めてから入手するまで2年ほどかかりました。
不動産業者と仲良くなることも重要なことです。
一見さんに耳寄りな情報を伝える業者さんは皆無と言っていいでしょう。
それから、キャッシュフローと言ってもすべてが所得になりません。
固定資産税、維持管理費、店子のリスク、店子入居の紹介手数料、設備の更新など、
持っているだけで費用は掛かります。
株のように口座維持手数料もいらないなんてことはありません。
不動産投資も、株投資に負けず劣らず知っておかなければならない学習があります。
それには時間が掛かりますし、ある程度の経験値も必要になってきます。
ですから、紹介した記事の内容を実現するための準備には、
少なくとも3年以上はかかるのではないでしょうか。
お金を作ることには、もれなく予習勉強と苦労が付いてきます。
不労所得は、準備のための労働が、後の所得(黒でも赤でも)を決めてしまいます。
自分で考えて行動する人だけが、成功するでしょう。
準備不足は、破産を意味するかもしれませんね。
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