監督: アントワーン・フークア
脚本: ニック・ピゾラット、リチャード・ウェンク
主演: デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホン、ヘイリー・ベネット
公開: 2017年
「荒野の七人」のリメイクであり、その基は「七人の侍」である西部劇です。
ですから、あらすじというか、話の骨格は同じ、7人の腕利きの“お節介焼き”が町を救う物語。
舞台はアメリカ、ローズ・クリークという町。
苦しんでいるのはアメリカ人。苦しめているのもアメリカ人という、「七人の侍」の設定に近い。
反面、助けに来る7人の背景は様々。さて、どのようにわかり合ってチームとなるのか。
「荒野の七人」からは、とても現代風に変化している。七人の背景が、時代に媚びているともいえる。
しかし、深みがない。
崇徳院ヴェストが「七人の侍」を大好きなこともあり、
7人それぞれの背景が深く描写されていてほしかった。
それに、7人が集まってくる流れも、短絡的と感じる。
しかし、「七人の侍」は207分(休憩あり)の上映時間、「荒野の七人」や本作品は128分と133分。
どうしても75分の差は埋まらないから仕方がない。 75分は十分に短い映画ができてしまう。
ハリウッド式の2時間ルールを突き破ることは無理なのかな。
そんな“商品”としての制約を受け入れて でしょうか。
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