アラフィフ、アラカンの皆さま、如何お過ごしでしょうか
さて、そのような年齢になりますと、老後資金が気になるお年頃。
では、令和二年の日本 の60歳代の貯蓄はどうなっているのでしょうか。
この、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯]令和2年」では、
中央値が875万円で、200万円未満(金融資産非保有を含む)の世帯がなんと25.8%
4世帯に1世帯がもう老後破産です
その対極の3000万円以上の世帯が19.6%と、5世帯に1世帯。
老々介護ではなく、老々格差は既に令和2年で達成されています。
崇徳院ヴェストが思うに、60歳代ですから、サラリーマンなら退職金をもらった後です。
つまり、役職定年などを経て、60歳で一度会社を退職手続きして退職金を得て、
再雇用などのステージ。
ですから、一番貯蓄があるはずの60歳代ということですよ。
それでも中央値が875万円ということは、崇徳院ヴェストの意見で貯蓄500万円以下、
老後破産予備軍が37.2%、3世帯に1世帯以上あるということです。
紹介した記事には、
「60代でも遅すぎるということはありません。まずは、自分のライフプランを見直しながら、生活スタイルに合った金融資産の配分を考えることから始めてみてはいかがでしょうか。」
と書いていますが、
これは“社交辞令”、多くの世帯を傷つけて反感を買わないための“保険”です。
60歳を過ぎるまでに必要十分な資産を築けなかった世帯が取れる資産リスクはありません。
“爪に火を灯して生き延びろ”が、崇徳院ヴェストからの“ささやかな”助言です。
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