監督: 樋口真嗣
脚本: 成島出、加藤正人
主演: 草彅剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、及川光博、石坂浩二、加藤武、鏑木海智
公開: 2006年
言わずと知れた小松左京さんのSF小説「日本沈没」が原作の映画。
崇徳院ヴェストは、パロディ、筒井康隆さんの「日本以外全部沈没」も好きですけど。
1973年の映画のリメイクだけど、内容には多くの変更がありますね。
約330日後、日本列島が沈むことが確実だと証明されたら・・・
崇徳院ヴェストの理解では、現実の日本列島は約5000万年前にユーラシア大陸から分離し、
現在、日本列島は沈没するどころか少し隆起し、太平洋プレートに押し戻される形で、
約1億年後、ユーラシア大陸(中国)へくっついていく(日本海が無くなる)。
つまり、沈没しないわけですが、
自分たちの住んでいる土地が無くなってしまうという恐怖と、
残り330日間で戦って勝利しなければならないという、究極の国家存亡の危機。
別の表現では、もし日本が人口1億3千万人のツバルだったら。
そんな時、人々は何を思い、何をするのか。
自分だけが生き残ればいいのか、自分の尊厳とは何か深く考えるのか、
未来を残したいのか、残せるとしたら何を未来へ贈るのか。
ありきたりと思える演出に、
です。
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