Newsweek日本版で、生産性の悪さを嘆き、分析と原因調査、
それからの対策を提案の、加納珪一さんの記事があった。
私がザックリ要点を抽出すると、
① 先進諸外国と比べて日本の労働生産性が著しく低い
② その状況は、40年以上続いている
③ バブル以降賃金が大幅に低下したが、生産性が低いのだから上がらないのは当然
④ 労働スタイルが、低付加価値で労働集約型
⑤ 消費経済や高付加価値製造業への転換の失敗
すべて的を得ていると実感する。
因みに2017年の労働生産性(時間当たり)の比較は、
アメリカ 72ドル、ドイツ 69.8ドル、・・・ 日本 47.5ドル
では、企業ごとに1万ドル稼ぐには、どれだけの人員・時間が必要かの比較は、
アメリカ 19人で7時間、ドイツ 25人で6時間、・・・ 日本 29人で7時間
思うに、日本は情緒や感情が豊か(過ぎ)で、事業にも悪影響があり、はっきりした決断を嫌う性質が。
これも、この40年どころか、建国以来変わっていない。
身近な仕事でも、余分・余計な仕組み(超低付加価値の作業)を足してしまう。
村社会の労働集約型も、DNAと言えるのではないか。
明治維新があった時代のような、日本が滅びてしまうくらいの危機感がないと、
国力(国民の意思決定)が、一方向を向かないのだろうと思う。
そんな、日本経済と国力は、益々衰退していく理由は沢山あるよという記事が
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活