監督: ライアン・クーグラー
脚本: ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
主演: チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ
公開: 2018年
アメリカンコミックが原作の映画。
大昔にヴィブラニウムという宇宙で一番固い()金属の塊が隕石として落下。
地球に多大な影響を与え、そのひとつが、
ワカンダという国の成り立ちと国力の源となったというお話の始まり。
漫画なので、そのあたりを掘り下げてもあまり意味はないと思え、素直に映画のストーリーへ。
ワカンダは王国で、王位継承者がヴィブラニウムで出来た戦闘服()を身に着け、
国を守るという設定。
先ず思ったのが、同時期に公開されたインド映画「バーフバリ」の前後2作品との比較。
同じ様な王国の王位継承が、話の中心にある。
片や文字通り神がかり的能力と強運の持ち主、片やテクノロジー強化能力と人間愛。
インド映画は神話がベースにあり、インド人には説明無用の痛快さと、高揚感があり、
映画館がコンサート会場だったとか。
ハリウッド映画は市場調査がベースにあり、できるだけ世界中で受け入れられるように、
バランスと、構成を高度に計算。
確かに、「ブラックパンサー」の方が万人受けすると思う。
しかし、あまりにも計算しつくされた脚本や映像はどうだろう
力強さでは圧倒的に「バーフバリ」に軍配が上がるのではないだろうか。
そして、ブラックパンサーを見ていると、やはり「壁」が見え隠れする。
で、私の評価は ☆ ☆ ☆ です。
娯楽映画として楽しめるけど、何回も見ようと思わない。
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