監督: 板尾創路
脚本: 板尾創路、豊田利晃
主演: 菅田将暉、桐谷健太、川谷修士、木村文乃
公開: 2017年
原作は、 又吉直樹さんの「火花」。 2015年に芥川賞を受賞した。
私は、原作を読んでいません。 だから、純粋に映画の内容を紹介します。
映画から感じたのは、又吉さんの日常。
又吉さんは、漫才やお笑いの分析というより、学者のような分析が中心ではないかと。
正直、お笑いで食べている人って、とても頭がよいと思っています。
笑いは、とてもセンスが必要で、文化の最先端であり、
観客の期待よりいつも一歩先でないと評価されない厳しいものだと感じています。
又吉さんが、何を感じていたのかがよく分かる小説。
ただ、自分が経験していることは書き易い。
自分が経験していないことが、小説に成り得るかどうか、そこが才能。
誰かが言っていたけれど、誰もが自分の人生の主人公。
では、小説で常に自分が主人公の物語が書けるのか、主人公でなければならないのか。
これから先は、甘くないという教訓ですね。
私の評価は、☆ ☆ ☆ です。
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