去年10月、覆面の芸術家バンクシー(Banksy)氏の作品、少女と風船(Girl with Balloon)」が、
競売大手サザビーズ(Sotheby's)のオークションで、落札直後にシュレッドされた事象について、
少し関係者の話を交えて記事が書かれていた。
バンクシー代表作、1.5億円で落札直後に自壊 仕掛けシュレッダーで
絵画や芸術のことなど、まったく知らない崇徳院ヴェストですが、この事象には興味深々。
バンクシー氏によって、始めから額縁にシュレッダーが隠されていたというのが、事実のようだ。
とすると、途中でシュレッダーが止まったのは、彼(彼女)が意図したことなのかどうか
意図したとしたら、何を示したかったのか
意図していなかったとしたら、あの絵すべてをシュレッドすることを含めての作品だったのか
報道によると、半分シュレッドされた作品は、落札者がそのままの落札価格で買い取るとか。
そうすると、バンクシー氏が考えていた芸術作品とは違うものになってしまったのではという疑問。
崇徳院ヴェストの推察が当たっているとすると、一番悔しいのはバンクシー氏自身
そして、あの半分シュレッドされた「少女と風船」の経済的価値(芸術的ではない)が上がっていくことが、
はたして芸術とは何かを、
もう一度芸術と呼ばれる世界に生きている人達に問いなおすことになるのか
そういう興味が尽きない。
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活