監督: ダラ・バーン
脚本: キーラン・クレイ
主演: コルム・ミーニー、コリン・モーガン、ミルカ・アフロス
公開: 2014年
偶々なのか、この頃私が見たイギリス、アイルランドの映画は、
社会の底辺で生きている人達を題材にしたものが続いた。
ミス・シェパードをお手本にとか、・・・フルモンティとか、昔ならオリヴァー・ツイストとか。
まぁ話が暗い。
何かあってイギリスから帰って来たフレッド。 車(MAZDA)で生活してる。
無職、ホームレス。
私には、フレッドよりもカハルの方が、この映画の主人公のように思えた。
確かにフレッドには希望が戻った。 そのことに大きく貢献したカハルは? 彼の生き様が苦しい。
これも運命と言ってしまえば、すべてが片付いてしまうけど。
これは映画だから現実より楽。 本当に辛酸をなめている人達から見れば綺麗事。
それでも、たぶん見せたいのは、底辺の中でも誰と付き合うかが人生を左右する原則。
希望を捨てる・捨てないは、人間関係の選び方と表裏一体なのではないかと。
私の評価は ☆ ☆ ☆ です。
エンディングのほろ苦さは、よい感じ。
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