監督: キャスリン・ビグロー
脚本: マーク・ボール
主演: ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ
公開: 2010年
イラク戦争からの不安定な政情下、アメリカ軍爆弾処理班を主役にした映画。
爆弾の罠は、卑怯で卑劣なゲリラ戦ともいえる。
これが最近の戦争かと感じた。
そして、私に見えたものは、
人を害虫のように考え、罠を仕掛けて爆竹で吹き飛ばしたり、
ダーツの的にするような、本当に殺伐とした戦場と、精神を病む狂気。
こんな状況を経験して、精神的健康を保てるほうが珍しいと思える。
なぜアメリカは、若者や壮年の犠牲を考えても、戦争に送るのかは理解しがたいが、
その結果、現在、世界の覇者であることは間違いない。
私には、こういった殺伐感を初めて見せてくれたので評価は ☆ ☆ ☆ ☆ です。
星が一つ足りないのは、エンディングで訴えたかったであろうメッセージが、
ちょっと伝わりにくいだろうなぁ~、と、深くもないなぁ~ というところ。
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