監督: ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
脚本: ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
主演: マリオン・コティヤール、ファブリツィオ・ロンジォーネ
公開: 2015年
一番に感じたのは、皆さん、演技が上手い。
監督が鋭いのか、カメラが良いのか、俳優の演技で自然に見せることが凄いのか、
そんなことの相乗効果なのか分からないが、ドキュメンタリーを見ているように感じた。
だから題材が重いから、すべてシリアスに進行していく。
生きることに必死。
そして、それぞれに経済的にはギリギリで、1000Euroは喉から手が出るほど欲しい。
サンドラ自身も失業していたことがあり、痛いほどよく分かっている。
月曜日の投票まで、週末に同僚に直接会って説得に行くサンドラ。
そこにも大きな葛藤がある。
説得したことで、別の家族の和を乱してしまうことにも遭遇する。
現実問題だよね。
最後のサンドラの決断を、どう感じるか。それがすべてのような気がする。
私の評価は☆☆☆☆☆。
ギリギリの生活じゃない方にも見てほしい。
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