監督:ホルヘ・ドラド
脚本:ガイ・ホームズ
主演:マーク・ストロング、タイッサ・ファーミガ、リチャード・ディレイン、ブライアン・コックス
公開:2014年
サイコスリラーのカテゴリーに振り分けられた映画。
どんなトリックがあるのかと、興味深々で借りて観てみた。
アナ役のタイッサ・ファーミガ、予告編の通りの容姿。
そして社会問題のひとつを提起した「ブリングリング」にも出演していた。
中年男性が、少女に翻弄されてしまうというストーリーは、時々映画になるし、
アメリカン・ビューティーはその代表作かな。
さて、記憶探偵のジョンは、アナの拒食症というか、ハンガーストライキを辞めさせられるか?
ネタバレだけど、観終わってみると、トリックは記憶の捏造、というよりも真実の捏造かな。
特別な能力を持っている人でなくても、記憶を美化したり嫌な部分を都合よく変更したりする。
アナほどのIQがなくても、誰でもできそう。 そう、信じたいものが真実になる。
アナはとても頭がよく、意図的に操作した自分の記憶を探偵のジョンに見せる。
種は単純。 しかし、私が引き込まれたのは違う部分。
そこまでネタバレにしてしまうと、観る興味をかなり削ってしまうと思うのでやめておきます。
で、私の評価は☆☆☆です。
サイコスリラーとしての落ちとしては普通で、大どんでん返しがないから。
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