日本へ戻って1週間経ちました。


生活を始める準備がいろいろと必要であちこち駆け回り忙しくしていました。参考までに何したかと言うと;

・市役所に転入届提出

・電力会社へ電気使用開始依頼、検査立会い

・水道局へ使用開始届

・ガス会社へ使用開始届け、検査立会い

・NTTで電話申し込み、現在光ケーブル工事待ち2週間かかる

・電気製品購入、冷蔵庫・洗濯機・掃除機・炊飯器、テレビなどなど

・家具購入、とりあえずパソコンを置く机とイス

・ハウスクリーニング会社へ掃除依頼、2日かけて大掃除してくれました

・電気温水器の点検依頼、立会い

・自動車購入手配、とりあえず適当な物を探してもらってます

・印鑑証明再登録、外国へ転出するとそれまでの登録は消滅です

もちろん会社と関係者へご挨拶、そしていろいろと手続きが、、、

・健康保険、年金の切り替え、失業保険

・給与天引きの生命保険・傷害保険や個人年金などの切り替え

引越し荷物も届いて、、、

・航空便の荷物受け取り、お皿一枚割れてた

・トランクルームに預けていた荷物受け取り、6年前の生活が蘇る


そんなことで毎日とても忙しくしてました。


様々な事でたくさんの人に会いましたが、100%全ての人がとても丁寧に対応してくれました。電話でも間違いのないように分かりやすく説明してくれますし、直接お会いしてもとても親切にしてくれるのですがそれがマニュアルに則った規則どおりの対応ではなくその人の心からやさしさが表に出てきているのを感じました。

特に電気温水器の点検をしてくださった地元の電気工事店のご主人はいかにも人の良い田舎のおじさんというタイプで、訛りのある言葉でいろいろなことを説明してくれたのですがそれらが為になる情報ということだけではなくこちらのことを考えてくれている「親切」という暖かさを持っていてとても強く印象に残っています。


街ですれ違う人たちは皆無表情ですが些細なことでもふれあいが生まれると本来持っているやさしさが出てくるのだな、と感じています。ドイツと比べるつもりはありませんが、日本の人たちの良い所なんだろうなと漠然と考えています。これからもそういった良い面をたくさん見て行きたいと思っています。


週末は東京へ戻ってきました。来週後半にまた出かけて生活設営準備を続けます。


駐在中も日本へは年に数度は帰っていましたので自分の中では日本という国を理解していたつもりですが、帰ってきたぞという気持ちで改めて眺めてみると気になることもたくさんあります。


成田空港へ着いたあと、長いコンコースを歩いてパスポートコントロールへ向かう途中、どうして人の間を縫うように急ぎ足で行かなければならないのだろうか。

山手線に乗る人たちはどうしてそんなに心を閉ざすように人とのアイコンタクトですら拒否するのだろうか。

街を行く人たちはどうしてそんなに俯いて歩くのだろうか。

どうしてみんなそんなに急いでるの!!!


待って居てくれたはずの故郷は私を受け入れるのではなく、その他大勢と同じただの他人として私を町の中へ放り出したのです。

これが日本なんだな、他人とのふれあいを極端に排除した人たちが大勢集まって東京という街を形作っているんだろうと理解しました。


でも、乳母車を押した女性が電車に乗ってくれば手を差し伸べる。

携帯電話を買いに行けば日本の携帯初心者の私にも親切丁寧に機能やサービスを教えてくれる。

床屋さんへ行けば白くなった頭を話のネタに年金問題も介護の問題も庶民の気持ちで話ができる。


一歩暮らしの中に入っていけばそんな昔と変わらない日本人の姿が浮き上がってきます。

表面的には変わってしまったように見える日本人たちも心の中はそれほど変わっていないのかもしれない。。。


日本へ戻って3日経ち、少しずつ人々の心の中が見てきたような気がします。

気持ちを表すのが下手な日本の人たちなんですね。

やさしさも、感謝の気持ちも、労わりも、心の中で持っていても表に出すことが下手なのです。


日本へ戻って街の人たちの表面的な冷たさに少したじろいだものの、人々の心の中には暖かい物が残っていることを認めて少し嬉しく感じています。


日本でのハイクオリティライフとは何だろうと考えても答えはまだまだですが、南ドイツの人たちとは違ったハイクオリティな暮らしはどこかにあるんだろうなと、という感触はあります。

ドイツでの暮らしを清算して日本へ戻ってきました。


企業の駐在員として2回のドイツ暮らし、気がつくとDusseldorfとStuttgartに通算11年も居たことになります。


特にStuttgartには南ドイツののどかな暮らしがあり、駐在員として忙しくしている中でも地元の人たちを見習ってのんびり・ゆったりした暮らし方に挑戦していました。


そして到達したのは「暮らしは質素に、人生は豊かに」というライフスタイルです。


2007年6月に日本へ戻り、ハイクオリティライフを実践するために会社を早期退職しました。収入の道がないので当然生活は質素にしなければならないのですが、果たして残りの人生は豊かに暮らせるのでしょうか?


日々の暮らしぶりを少しずつ書いていきます。