軽井沢に行ってきました。
説明するまでもなく軽井沢は日本で有数の避暑地ですが最近は若い人たちにも人気があるようです。子供の頃は何度か行った事があるのですが20年以上は行っていませんのでお登りさんのようにあちこちキョロキョロしてしまいました。
旧軽井沢周辺を散策してみましたが地元の産品を扱うお店やおしゃれなレストランやカフェ、それにギャラリーなど文化的なレベルの高さを感じさせるお店が並んでいます。タイの産品を売る店やアメリカのウエスタンスタイルのお店、それに沖縄のものを売るお店など個性豊かなお店もたくさんありました。手作りソーセージを売るお店や鶏の丸焼きを売る古い店構えのお肉屋さんなどは外国人も多かった軽井沢としての日常なのでしょうがその非日常性が軽井沢らしい所なのでしょうね。
それと地元産のジャムや蜂蜜もたくさん売っていましたし、ワインや地ビールなどこの地でしか手に入らないものにはどうしても手が伸びてしまいます。
避暑地とは言えお天気が良いので気温は30度を越えていていました。軽井沢銀座などの通りにはたくさんの人出て都会の商店街とあまり変わらない賑わいを見せていて、ここが避暑地だということを忘れてしまいそうな賑わいです。しかし大きな通りから逸れて森の中へ入っていくとひんやりとした空気と森の木々の匂いが心地よく、広い敷地を持った別荘が並ぶ道を歩けばどこか日常から離れた別世界があるように思えました。
熊が出たというニュースにもびっくりしましたが、この森の奥には大きな自然が連なっているのだなと感じさせてくれました。
日本でも静かで質素な暮らしを送りたいとは思うものの、雑踏と喧騒の都会に居れば日々は自分の意思とは違った速さでどんどん進み、溢れ返る日常の出来事や情報の中に全てが埋没してしまい、ただただ流されるばかりの暮らしとなってしまいます。流れる川に時折できる小さな淀みの淵でふっと一息つくことだけが個人や家族との小さな楽しみであるような暮らしを重ねていくことが人生であれば少し寂しい。
夏の間、あの森の別荘に住むことができれば精神的にも豊かな人生が送れるに違いありません。
それはハイソだとかセレブだとか言う表面的な見せ掛けの暮らしではなく喧騒の日常から明確に隔離するひっそりとした森が間にあるからだと思います。
何年か後の夏は軽井沢の別荘で静かに質素な暮らしを送りたいと夢見ながら帰って来ました。