一昨日の金曜日にやっと引越し荷物が届きました。
ドイツから船で送った荷物は2ヶ月以上掛かって到着です。これでやっと普通の生活が送れるようになります。
段ボール箱を開くと中にはドイツの空気が詰まっているような感じで、何か独特の匂いがします。長い間、倉庫や船の中の狭い所に押し込められていた荷物たちが一斉に呼吸を始め息を吹き返したようです。
箱を開けるたびに荷物を送り出した2ヶ月前が蘇り、ドイツで暮らした時間に一瞬引き戻されるような錯覚を覚えます。
この2ヶ月間、これらの荷物なしで暮らしていたのですから別に無くてもそれほど不自由はしないということでもあります。もっと言ってしまえば不用品と不要不急の物ばかりなんですね。そう言い切ってしまっては荷物たちと運んでくださった人に申し訳ないのですが、棚や押入れに仕舞われていく物たちを見るとよくもこれだけあるものだと我ながら感心してしまいます。
今までガラーンと広かった家が急にごちゃごちゃとしてきてしまいました。
まるでドイツの広い家の暮らしから日本の家で暮らすという現実に引き戻されたような感覚です。
「暮らしは質素に人生は豊かに」がスローガンなのですが質素という感じではなくなってきました。