大型の台風が日本列島を縦断する可能性があるという予報が出て昨日と一昨日は一日中台風のニュースばかりでした。
台風は日本各地に爪跡を残し、亡くなった方や怪我をされた方も多く居たようですし崖崩れで家が流されている映像もニュースで流れていました。その台風も昨日の夜には東の海に抜けていってしまい、幸いにも私の居た東京では雨も風もそれほど強くならず被害はありませんでした。
ドイツには台風は来ませんので私としては久しぶりに経験する台風ですので正直言って少しワクワクしながら待っていたのですが少し拍子抜けの感じでした。不謹慎とは思いますが、テレビのニュースで朝から晩まで大きな台風が来るぞ、大変だぞ、というニュースを見せられたら否が応でも自分の所にも強い雨と風がやってくるように思えてしまいます。まるで事前の情報をたくさん流して本番へ向けて雰囲気を盛り上げるイベントのような感じでした。
送り手の方にしてみれば現在の被害状況を正しく伝え、台風の進路に当たる人たちに警戒を呼びかけているつもりなのでしょうが、興味本位でニュースが作られているような印象も受けました。死者や行方不明者が出たことを他局よりいち早く伝えその状況を現場で中継しているテレビニュースはまるでその事故があったことをテレビ局が喜んでいるようにも感じてしまいました。
逆にあれだけニュースで台風のことを伝えているのに川に流されたり屋根から落ちたりする人がいることも不思議です。危ないと言っているのに危ないことをしてしまうのですね。いろいろと個別の事情はあるのでしょうがニュースから適切な情報が伝わっていなかったということでしょう。亡くなったり怪我をされたことも残念ですが、その事故によって台風の中で危険に身を晒しながら救助活動や捜索をしている人たちの姿をテレビで見るとやるせなさを感じます。
台風の力は決して侮ってはいけない大きなものでしょうから用心に越したことはないのですが公共放送として情報を正しく送ることの難しを考えさせられると共に、日本のテレビ局は興味本位にニュース番組を作っているようにも思えました。
台風一過の今日は普通なら抜けるような青空になるのでしょうが台風の影響が残っているような曇り空が広がっています。 何だかスッキリしない台風に乱された2日間でした。