府中・京王線沿線の家庭教師、戸田朝海です。
さて
お子さんに勉強を教えるシリーズ
もう少しだけお付き合い下さいね。
タイトルは
「子どもにイライラしない」
なんですけど、内容は
「イライラしちゃったとき」
の対処法なんですよね
なので、正確には
「子どもにイライラを見せない方法」
です(^_^)v
で、前回ちょっとだけお見せしましたが
今回お伝えするテクニックは
「イライラ後回し法」
です。そのまんまですね。
その場ではイライラを出さずに
後回しにする、というもの。
押さえつけてなくそうとするのは
しんどいですから
イライラをなくそうとするんじゃなくて
後に取っておく、ってことです。
横に反らす感じというか。
イライラしてるな~と感じたら
怒鳴っちゃう前に
「後で!後で!」
って言い聞かせて下さい。
それで、その場では
そのとき一番優先すべきことを
淡々とやる。
その後、全てが終わってから
別の場所で
「ああ~っ! イライラする~!!!」
とやりましょう(^_^)v
(後でだから「イライラした~」かな?)
ただし、お子さんに見られないようにね。
自分のことでイラつかれると
お子さんもやっぱり傷つきますし。
(お子さまのための行動であれば
お子さまを傷つけてもいいかっていうと
そんなことはないと思います)
なんなら
無言で枕にパンチでも
いいと思いますけど^^
でも
本当はそれよりも
イライラをユーモアに変えられると
もっといいんじゃないかな~
と思います。
私もよく使う方法ですけど。
笑いに変えちゃう。
どういうことかっていうと
イライラしている自分を笑う
っていうんでしょうか。
だいたい、イライラしてるときって
その内容って案外、しょーもないこと
だったりしませんか?
何回書いても漢字のハネが
丸まっちゃう! とか
bとdを何回言っても逆に書く! とか
さざんがじゅうって言っちゃう! とか
まあ、受験とか成績とか
将来的なことを考えると深刻な問題
かもしれませんが
単純にピンポイントでそこだけ見ると
結構しょーもない部分ってありますよね。
そんなときに
「も~私、何こんな、たかがbだのdだので
カリカリしてるんだろう。おっかし~い(´∀`)」
って、ちょっと遠い視点で自分を見てみると
結構笑える構図だったりすると思うんですよ。
で、ちょっと力が抜けたら
「ちょっと~、そこdがbになっとるよ。
ボッグって何ですか? 犬ですか、バッグですか?」
と、軽~く言ってみる。
イライラをぶつけると
相手もママが怖いし嫌な気分になるしで
反発したり、逆に心を閉ざしちゃったり
しがちになりますが
こちらが穏やかだと
相手も素直に間違いを認めやすくなります。
その後の対応もスムーズに行きやすいですよ(^_^)v
ただ、間違えちゃいけないのが
ユーモア(笑い)=遊ぶ・ふざける
ではない
っていうことですね。
ふざけてしまうと、けじめがなくなりますから
逆に勉強のムードが壊れてやる気を失います。
そこらへん、さじ加減を絶妙にね。
また、
穏やか=甘い
ともちょ~っと違いますから。
穏やかっていうのは、
怒っていない・気分が静かに落ち着いている状態
をさします。
何でも許してあげちゃうのとは違うんですよ。
そこ、区別して下さいね。
そんなわけで
長きに渡ってしまったシリーズですが
次回、ちょっと大事なことを言って
終わりにします。
ではまた(^_^)/~

