高3が始まった。
周囲が受験に向けて一斉に動き始める。
高校の同級生の東大理1志望のやつは、なんと例の数学で60点近くも取っていた。
自分の約30倍である。
同じ志望校なので、この場合遅れを挽回するために死ぬ気で勉強するというのが受験生のセオリーである。
しかし、そんなことはなかった自分は、
「ちょっとずつ勉強量増やしていくかあ…」
漠然とそんな風に考えていた。(相変わらず太鼓の達人やポケモン等は続けていた)
5月に入り、ゴールデンウィークを迎えるあたりで、「東大に受かるためには」「東大合格体験記」が書かれたサイトを見たりして、どのような勉強が必要なのかという情報を集め始めた。
『どうやら、化学は重要問題集なるものをやればよさそうだ。どうやらめちゃくちゃいいらしい。
物理は…、、難系?なんだそりゃ? どうやらめちゃくちゃ難しくて、物理をほとんど理解していないと太刀打ちできない問題集らしい。まあこれは保留かな。
数学は青チャートをやってその後は過去問にシフトしたみたいな人が多いみたいだな…
Focus Gold で受かったって書いてる人もいるよ…
Focus Gold は既に持っているし、これ使えばいっかな、まあ。
国語?なんもやらんでいいっしょまだ。』
さあ使う参考書は確定した。
書店へ向かう。
そこで自分は予定通りに化学重要問題集、決まってなかった物理はその横に置いてあった物理重要問題集を購入した。
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実戦化学重要問題集ー化学基礎・化学 2019
972円
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実戦物理重要問題集ー物理基礎・物理 2019
950円
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さあ始めるか……
とりあえず化学から始めることにした。
化学は理論分野については割と授業でもやってたわけだし、解けるはず…って、あれ??
化学基礎の分野から全然解けない。解き方が分からない。
なので全然進まなかった。
考えてはみる、そして答えをみる。
それでもすぐには理解できない問題ばかりであった。
それを繰り返していくと、モチベーションが上がらず、結局5月中には数問しか解いていなかったと思う。(答えをほぼ写したようなもの)
その当時の自分は高3にも関わらず、既習範囲でさえ殆ど理解しておらず、ほぼ0から学ぶというような状態だった。
そして6月。
高体連が終わり、部活引退という時期である。
「いい後輩たちに恵まれたし、普通に楽しかったなあ」
いい引退ができたと、個人的には思っている。今も。
さて、肝心の勉強である。
化学で挫折を味わった自分は、今度は数学をなんとかしようと息巻いていた。
底辺クラスの数学の授業は、漸く最後に回していた複素数平面を終え全範囲が終了し、これからは学校で使っていた問題集の総合演習といった感じであった。
↓学校で使っていた問題集
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スタンダード・オリジナル数学3―新課程
792円
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この問題集に解説はついていない。巻末に答えのみの記載という形をとっている。
なぜなら、授業で解説することを前提として作られた問題集だからである。
載っている問題はそれなりにハイレベル。
授業を受けないと、当時の学力では太刀打ちできなかったことは自明であろう。
それなのにだよ
当時の自分は近くの席の人たちとふざけあって、全く勉強に身が入っていなかった。
2時間連続で数学の授業がある日も、2時間で1問や2問自分で解いてみるかどうかという身の入らなさであった。当然板書は取っていない。
そんなことだから、勉強の進度はどんどん授業に遅れていった。
その後、定期試験があった。
直前にノートを見せてもらい、解法の丸暗記で臨んだが、当然点数がいいはずもなく、確か110/200ほどであった。
そして7月へ…
受験記録8に続く…



