こんにちは。NEW HORIZON OVERSEAS STUDIESの、日本語の他、英語ポルトガル語スペイン語、を話す、Hiroです!

 

今回は面積と人口共に南米最小で、世界的に見ても珍しいオランダ語を話す国スリナム共和国(Republic of Suriname)について書きます。

 

以前にこのブログでも取り上げたことがありますので、リンクを貼っておきます。

 

 

スリナムは前回このブログで取り上げました、ガイアナ共和国の東隣にあり、南米にありながらガイアナ共和国と共に文化的にはカリブ海諸国との共通点が多い国です。

 

国の面積は日本の半分より少し小さく人口は60万人ほどと、人口密度のかなり低い国です。

 

詳しくは前回のガイアナに引き続き、ダイヤモンド・オンラインさんのウェブサイトが参考になりますので、貼っておきます。

 

 

スリナムも隣国ガイアナ共和国と同じくインド系アフリカ系住民が多いのですが、ガイアナにはいないインドネシア系住民も人口の1割以上を占めていますので、インドカレーだけでなく、ナシゴレン、ミゴレン、ルンピア、サテなどのインドネシア料理も楽しめます!

 

この他に中国系住民もおり、広東語や客家語を話す何世代も前からの住民と最近移住してきた北京語を話す住民もいます。

 

そのような環境ですので、多人種、多民族、多宗教、多文化の多様性がある国です。

 

言葉の面では、公用語のオランダ語の他に住民の多くは英語ベース(スリナムはオランダ領になる前はイギリス領だったため)のクレオール(各民族の言語の混成語)の、スラナン・トンゴ、も広く使われています。

 

あとは、オランダなどの他のオランダ語圏諸国と同じで、英語がよく通じます。オランダ語が英語と同じ西ゲルマン語派に属していて近い関係にあること、元々、英語ベースのスラナン・トンゴが話されている他、英語圏の隣国ガイアナからの移住者も一定数いることも英語が普及している理由かと思われます。

 

スリナムの学校は公用語のオランダ語で授業が行われますが、英語系インターナショナルスクールもありますので、英語で教育を受けることもできます。

 

下にインターナショナルスクールのリンクを貼っておきます。

 

 

 

話が逸れますが、日本国籍を持つ自営業やフリーランスの方だとオランダの滞在ビザが取りやすい関係で、起業や教育移住などの目的で日本からオランダに移住をされる方が増えつつあるようですが、基本的に日本よりも物価が高いオランダにいきなり移住するよりも、オランダ語と英語に慣れるため日本と比べても外食以外、それほど物価が高いと感じることが少ないと思われるスリナムに最初に行き、そこでまず言葉を身に付けてからオランダに渡航するのもアリかと思います。

 

一応、名古屋市(日本の真ん中にあるという地理的理由で)とスリナムの首都パラマリボ(Paramaribo)、あと、パラマリボオランダの最大都市アムステルダムとの物価を比較するために、Nambeo、という物価検索サイトを貼っておきます。

 

 

 

スリナムは今でもオランダとの繋がりが深く、オランダには多くのスリナム人が住んでいることもあり、スリナムの首都、パラマリボからはアムステルダム行きの航空便が毎日あり、オランダへのアクセスが良いです。

 

スリナムに長期滞在する場合、学生であれば学生ビザになりますが、保護者が同行する場合、保護者は就労もしくは起業を通じて滞在ビザを申請します。

 

ガイアナと同様、日本にはスリナム大使館や領事館は無く(在中国スリナム大使館が日本を兼轄)、スリナムにも日本大使館や領事館はありません(在トリニダード・トバゴ日本大使館が兼轄)。

 

 

 

 

最後にスリナムのYouTube動画のリンクを貼っておきます。

スリナムの街並みや市場の光景、食べ物を見てこの南米の隅っこにある南国の息吹を感じてみてください!

 

ちなみにスリナム(ガイアナも)は日本と同じで車両は左側通行です。

 

 

 

 

今回もお読みいただきありがとうございました!