こんにちは。NEW HORIZON O.S.Hiroです。

 

南米移住と留学サポートおよび南アフリカ共和国とオーストラリア留学サポートとアメリカ通信制高校紹介をしております。

 

 

 

 

 

 

前回のラテン系でない南米の国、英語圏のガイアナ共和国(Republic of Guyana)に引き続き、今回も南米の非ラテン系国ガイアナの東隣に位置する、スリナム共和国(Republic of Suriname)を紹介します。

 

まだご覧になられていない方のために前回の記事を貼っておきます。

 

 

 

 

スリナムという名前の響きはアジア風に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、名前の由来は南米先住民の言葉から来ています。

 

しかしながら、南米のアジアとも呼べるような、アジア系民族が多い国です。

 

下記の日本国外務省のウェブサイトによりますと、スリナムの全人口の内、3割弱はインド系で、これだけでも意外なのに、さらに非常に珍しいことに、なんと!スリナムと同じように過去にオランダ領だったインドネシアのジャワ島発祥のジャワ系民族がおよそ14%ほどを占めています。

 

このことから、スリナムではカレーなどインド料理の他に、ナシゴレンなどインドネシア料理も日常的に食べます。

 

 

 

 

アジア系以外のその他の民族は、4割ほどがアフリカにルーツがある人々で、2つ以上の人種、民族の混血の人々が13%ほどを占めています。

 

外務省のデータでは残りはその他とされていますが、先住民族の他に少数ながら中国系の人々や、オランダ系を中心としたヨーロッパ系住民もいます。

 

民族構成だけでもかなりユニークな国ですが、更にユニークな点は、スリナムは南米で唯一のオランダ語圏ということです。

 

オランダ語を公用語もしくは国語として使用している独立国は世界に3か国存在し、そのうちの一つがスリナムです。その他の2か国はオランダベルギーなので、ヨーロッパ以外ではスリナムのみになります。

 

実は、南アフリカ共和国ではオランダ語から派生した、アフリカーンス語、という言葉が英語と共に公用語として話されていますが、この言葉はオランダ語とは別の言語として扱われています。

 

以前、アフリカーンス語について記事を書きましたので、よろしければご覧ください。

 

 

 

 

あとは、カリブ海にアルーバキュラソーシント・マールテンなどのオランダ語圏の島々がありますが、それらは全てオランダ領です。

 

前回のガイアナに引き続き、ダイヤモンド・オンラインさんのウェブサイトが参考になりますので、貼っておきます。

 

 

 

 

今回も南米にある超マイナーな国を紹介いたしました。

超マイナーな国紹介は次回も続くかもしれません。

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました!