こんにちは。NEW HORIZON OVERSEAS STUDIESのHiroです!
今回はパラグアイで出産するメリットについて書きます。
パラグアイ過去のブログ記事でも紹介しました通り、Jus soli(ラテン語、出生地主義)を採用する国の一つです。
パラグアイに限らず、先進国のアメリカ、カナダも含め、南北アメリカのほぼすべての国でこの、Jus soli(ラテン語、出生地主義)、が採用されています。
これが意味するところは、外交官などの特殊なケースを除き、例えば、滞在ビザの種類関係なくパラグアイに滞在している外国人カップルからパラグアイ領内で生まれた子供でも無条件で出生を通じてパラグアイ国籍を取得します。
パラグアイの隣国でパラグアイと同じメルコスール(南米南部共同市場)加盟国のアルゼンチンやブラジルと違い、パラグアイに帰化するのは簡単ではない(一応、パラグアイ永住権を取得後、3年が経てば帰化申請可能ですが、帰化申請後、何年経っても帰化できない事例多数)ですが、パラグアイで出産することで、子供は生まれながらにパラグアイ国籍を取得することができます。
パラグアイ国籍を持っていますと、メルコスール(南米南部共同市場)加盟国(パラグアイの他、ウルグアイ、アルゼンチン、ブラジル、ボリビア、ベネズエラ)と準加盟国(チリ、ペルー、エクアドル、コロンビア)の永住権の取得が容易になります。
あと、パラグアイは元スペイン領であった関係で、観光ビザや学生ビザ以外で合法的にスペインに2年間滞在することで、スペインへの帰化申請ができるようになります。
ただし、もし日本国籍を含めた重国籍者の場合、スペインに帰化することで日本国籍を自動的に失います(日本国籍離脱届を出さない場合、戸籍は残りますが、国籍は自動的に失います)。
なお、保護者が未成年の子の帰化申請を行っても、子は自動的に日本国籍を失いますので、この点はお気をつけください。
パラグアイには日本語で診察可能な日系人医師もいますので、もしご興味があればパラグアイでの出産を検討してみませんか?
パラグアイ移住に興味がおありの方は下のリンクからどうぞ!
今回もお読みいただきありがとうございました!