連れ去りなど怖い事件も多い世の中。

 

1歳&3歳の女の子ママの私。

3歳の長女によく「知らない人について行っちゃダメだよ」って教えてる。

 

私もきっと小さい頃、そう教わっていたと思う。

でも、

知らない人にお金渡しちゃダメよとは教えられなかった。

 

ええ、なぜなら…

そんな人はいません 真顔真顔真顔

 

 

いい獲物を見つけた詐欺男、まだまだやります笑い泣き

 

第3話 再び現れた男

 

見知らぬ男にお金を貸した(あげた?)日の翌日、電話番号非表示で電話がかかってきた。

 

 

 

 

私「もしもし?

 
男「あ、オレ…
 
とあの男の声がしたので、もう着いたのかと思った。
男に渡した名刺に、私の電話番号が書いてあったので、お礼の電話かと思ったのだ。
 
私「あ!無事に帰れましたか?
 
と聞いた。
 
男「あ、え…と、帰れなくて
 
えっ!?なんで!?
てっきり始発の新幹線で帰って、もう着いているかと思っていたので、驚いた。
 
私「朝の新幹線に乗ったんじゃないの?もう着いたのかと思ったけど…なんで?
 
男「えっ、と…帰れなくて(もはや「帰れなくて」が口癖の男)
男「今、公衆電話からかけてて、もうすぐ切れてしまうあせる
 
私「あ!私、マンションの近くの駅前のカフェにいるんです。そこまで来てくれますか ? 〇〇っていうカフェで…
 
私はカフェの外観を電話で教えた。
 
男「いきます!
 

いったい何があったのだろう。

 
私は、カフェで男を待つことにした。

しばらくすると、その男がカフェにやってきて、私の隣に力なく座った。
 
男「実はあの後で近くの公園に行って。朝まで時間を潰そう思ったら、寝てしまって…
 
男「目が覚めたら、ポケットに入れてたお金も荷物も全部なくなってたんです
 
ポーンポーンポーンポーンポーン
 
確かに男は、昨日持っていたバックパックのようなものを持っていなかった。
 
えっ、そんな…(わけないでしょ真顔
 
男「また、帰れなくなってしまった…
 
学習しない男。バカなの!?
いや、それを疑いなく信じた私は大バカだった
(念のため。私は塾なし現役で旧帝大合格しております…)
 
私「でも、私、昨日あなたにお金あげたから、今財布にはお金ないから…
 
なぜかすっかり「私が助けなきゃ」な思考になっている私チーン
 
私「あ、すぐそこに銀行あるから、ATMでお金降ろすから、ちょっとついてきて!
 
チーンチーンチーンチーンチーンチーンチーン
 
おバカな私は、またお金を渡してしまうのか!?
次回に続く凝視