つい最近のことですが、
コンサルティングの場で、
中小企業メーカーの社長さんが
「先生、どうにもモチベーションがあがらないんですよ~」
みたいに暗ーい顔で心の内を吐露されました。
実はそのセッションの直前に、
ちょうど中間時点を少し超えたところだったので、
ここまでの業績の予実算比較と年度末の
業績予想を出そうと思って準備していたのですが、
社長さんの顔色を見て、
「これは数字の話ができる状態じゃないな」と
とっさに判断し、急遽ご本人のライフバランスを
テーマとしたコーチングに切り替えました。
コンサルティングを行うにおいて、
経験が不十分の方はいきおい
「用意したもの、定型フォームの手順」に
固執してしまい、相手の状態おかまいなしに
予定通りのコンサルをしてしまいます。
が、熟練したコンサルタントならば、
「相手ありき」の原則を熟知しているので、
最初の5分くらいのセットアップで、
社長の内心をおもんばかり、
いくつか持っている手持ちのカードから
最適なセッションの戦略を瞬時に
脳内で構築するのだと思います。
おおざっぱですが、5~7パターンくらいの
フォーマットを持っておくとよいですね。
。。。話を戻します。
この社長さんの場合は、
家庭内のことでちょっとしたお悩みごとが生じ、
それがきっかけで、それまで漠然と思っていた
不満や不安が顕在化したのですね。
こういうときは、総じて
創業時の思いだとか、
起業の動機のような、根本的な
目的意識が脳内の奥底に埋没してしまって
いたりします。
このときの「時中」は、
数字による財務分析系の知性的なセッションではありません。
感情的な側面の深掘りが必要となります。
ちなみに、このような問題は仕事に限らず、
勉強の面でもときどき生じてきますね。
なんとなく、勉強を続けるのが嫌になった。
やらなきゃ、とは思うけど、どうしても
体が動かない。
そこまで極端ではないにしても、
勉強が手につかない時期もあるでしょう。
そんなときは、7つの習慣の出番です(笑)。
じっさいに、今日の動画でご紹介したような内容の
セッションをそのコンサルの現場では行いました。
簿記検定の受験など、ほかのケースでも
参考になることがあると思いますので、
心理的なスランプ脱出法のひとつのコツとして、
ご参考になさってみてください。